原料費調整制度
RAW MATERIAL COST ADJUSTMENT SYSTEM
原料費調整制度とは
当社は、都市ガスの原料として液化天然ガス(LNG)やLPガス(LPG)を使用しており、原料は為替レートや原油価格の動きによって変動します。本制度はこうした原料費の変動に応じてガス料金を調整する制度です。
制度の仕組み
貿易統計に基づく3ヶ月の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格: 81,150円/トン)を比較し、その変動分について、算定期間の最終月から3ヶ月後の検針分のガス料金に反映しております。 毎月の単位料金は、あらかじめ定めた基準単位料金に、原料価格変動による調整額を加算または減算し算定します。

【単位料金の算定方法】
- ① 平均原料価格を算定 注)10円未満は四捨五入
平均原料価格=LNG平均価格(円/トン)×0.9768+LPG平均価格(円/トン)×0.0252
- ➁ 平均原料価格の変動額を算定 注) 100円未満は切捨
平均原料価格と基準平均原料価格との変動額を算定します。 - ➂ 原料価格変動による調整額を算定 注) 小数第3位以下は切捨
原料価格の変動額100円につき1㎥あたり0.091円調整します。
0.091円×②の原料価格変動額/100×(1+消費税率)
- ④ 単位料金へ反映 注) 税込
毎月の単位料金(1㎥あたりの単価)は、あらかじめ定めた基準単位料金に、原料価格変動による調整額を加減算し算定します。
基準単位料金±③の調整額